落ちても気にしない!日本トップ営業マン・網谷洋一氏が語る就活とキャリアの極意
就活は人生の第一ステップ!
メガバンクから転身し、現在では実に8社の企業のオーナー、連続起業家としても活躍する網谷洋一さんは、就活で落ちる経験は「当たり前」と言い切ります。取材をしていて網谷さんの明るい声が印象的でした。
「落ちるのは普通、だから落ち込む必要はないよ!」そう語る網谷さんは、「最初の会社で人生は決まらない。40代、50代を見据えてチャレンジを続けることが大事」と力説します。
私自身、面接で不合格の連続に心が折れそうになりましたが、網谷さんの言葉を聞いて「ここで終わりじゃない」と思えました。この前向きな考え方が就活の支えになる人は多いはずです。
営業で成功する2つの条件
網谷さんが営業マンとして成功した秘訣は
①すぐ動くこと(素直さ)
②思いやりを持つこと(優しさや共感力)
「指示されてすぐ動く人は失敗を恐れない。失敗は成長のチャンスだ」と笑顔で語る網谷さん。さらに「お客様と会社、両方に思いやりを持てる人だけが長く結果を出せる」とその優しい人柄が伝わる言葉も印象的でした。
私自身、就活で企業の立場を考えるのが難しかったが、「相手目線」こそが鍵なのだと納得した。網谷さんの話は自然に自分の行動を振り返らせる力があります。
面接で輝く自己PR術
面接での自己PRは経験のリアリティが命だと教えてくれたのも網谷さんです。
「営業のアルバイト経験を半年でも持て」と勧め、そこで感じた気づきを具体的に話せる人が採用の目に止まると言います。
「最初はリストを片っ端から回るけど、途中でお客様の顔色をみて、本当にこのお客様に、このサービスを”今”売るべきか考えるようになった。もちろんお客様に思いやりを持ちつつ、会社に対しての恩返しとして”数字”という結果は出し続けました」こんなふうに話せれば、面接官も納得するはず。
網谷さんの明るさがにじみ出る語り口のおかげで、自分の失敗や迷いをポジティブに変換できる気持ちになりました。
「石の上にも3年」説:努力は必ず未来に繋がる
「最初の3年はキツい。でもここを耐えれば仕事は楽しくなる」と力強く説く網谷さん。就活生の自分も「3年続ける」という視点がなかったため、この言葉は心に響きました。
努力が結果に結びつくのは時間がかかるけれど、若いうちの3年は特に価値が高いとのこと。これは自分への励ましであり、先輩からの温かいエールのように感じました。
キャリア形成の極意は「逆算」と「相手目線」
網谷さんはキャリアのゴールから逆算して計画する重要性を教えてくれました。
「〇歳までにこうしたい」という目標を持ち、今何をすべきかを考え行動している人が強いのだと。さらに「相手の心を読む力」も面接や仕事で成功する鍵だと語ります。
この考え方は就活だけでなく、これから社会人として歩む自分の人生設計にも大きなヒントとなりました。
東京と大阪のビジネス文化の違い、そして中小企業の勝ち残り戦略
ビジネス経験豊富な網谷さんが語る東京と大阪の違いも非常に興味深い。
東京は提案が良ければ即決、スピード重視。一方、大阪は人情味があるので交渉が長引くことも多いそう。
でも「ビジネス効率で言えば東京が有利」と笑いながらも語る網谷さんの話には業界のリアルが詰まっています。中小企業はニッチ戦略で地域トップを目指すことが肝要とのこと。
学生へのメッセージ
最後に、明るく元気に網谷さんからの応援メッセージをいただきました。
「人生は何が起こるかわからないから面白いけど、うまくいかせたいなら逆算せなあかん。すぐ動く、思いやりを持つ、3年間やり抜く——この3つを胸に、自分の道を切り拓いてほしい!」
その笑顔と力強い言葉は、僕たち就活生の背中をそっと押してくれました。
取材を終え、網谷洋一さんのインタビューは、前向きで明るいエネルギーに満ちていて、就活に悩む人すべてに希望とやる気を与えてくれるものです。網谷さんの経験と心からのメッセージを胸に、失敗を恐れず挑戦し続ける勇気を持ちたいと思います。
網谷さん、本日は貴重なお時間ありがとうございました。
